お米の日本上陸

 お米はアジア大陸の奥地で誕生し、日本列島には二千
五百年前に伝えられたと言われています。まず九州北部
に伝わり200年くらいかけて本州最北まで広がりました。
当時のお米は、今、普通に私たちが食べている白いお米
ではなくて赤い米だったようです。今と違いめったに食べ
られるものではなかったので、神様に供えたり、お祝いの
時にしか食べられませんでした。その風習がいまでも残
り、お祝いの時には赤飯を炊くのです。
 明治時代に、白米の田圃に胞子が風で飛んで、お米を
赤くしてしまうという理由で駆逐されてしまったのですが、
現在のようにブームになる前までは数カ所の神社の奉納
米として細々と作られていました。
 古代米を炊き、たまには古代日本に思いを馳せながら
浪漫に浸るのもいいのではないでしょうか?

古代米の美味しい召し上がり方

赤米
普通のもち米と五分搗きにした赤米を8:2の割合でブレンドし
て炊くとおいしい赤飯になります。赤米は五分搗きの時、夏は2
時間、冬は4時間浸水させてください。赤米を玄米で炊く場合は
夏は4時間、冬は8時間浸水させ、圧力釜で炊いてください。
赤米もち米100%で炊いても美味しいおこわができます。
黒米
普通のうるち米と黒米五分搗きを9:1の割合でブレンドして炊く
と、きれいな紫色のご飯になります。黒米の五分搗き100%
(あるいは普通のもち米をブレンドして)を蒸すと、黒あるいは紫
色の美味しいご飯ができます。黒米の場合も五分搗きの場合、
夏は2時間、冬は4時間浸水させて炊いてください。古代米、特
に黒米は中国では滋養食として珍重されています。